この記事は2018年1月の体験に基づいています。
天橋立には2度行ったことがある。一つは、あの2011年3月。一人旅で西日本を一周したとき。鹿児島の西大山(本州最南端のJR駅)を折り返して帰りのルート、終わりの方だった。宿泊はせず、なぜか3km以上ある松林をひたすら歩き、Skypeで友人と話しながら地震の影響を心配し合い、帰りは船で帰ってきた。楽しかったけれど寒かった。股覗きも大きなバックパックを脇に置いてやったもので。
で、徳島に行く旅行のプランの際に、母親が「行ったことない」と言ったのだ。じゃあ行かないわけにはいかないし、さらには、「カニ!」という新たな目標も出来たので、天橋立は二度目の訪問、そして何より目がカニになって行ったものだった。太平洋から瀬戸内海を通って日本海まで行くというのはなかなか達成感がある。京都から移動したけれど行くまでの交通は別途書く予定。
今回の旅の目次はこちら
温泉街から徒歩数分。寒さのせいなのかがらんとした空気、大型バスが入れる駐車場の広さ。すたれているとは思わざるを得ないが、旅情ということにしておこう。お喋りなおじさんがいる喫茶店でうどんか何かを食べた。「娘さんと旅行?いいね、女の子は。最終的に世話してくれるのは女だから!下の世話は、女の人じゃないと頼めない」みたいなことを言っていたのを覚えているから、不快だったんだろうな。
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天橋立の一望は2つの選択肢
来たからには目的は一つ、天橋立を上から見よう、と。
しかし、前回行ったのは全く逆側。前に行ったのは「天橋立傘松公園」であり、松林を通って行った。今回は「天橋立ビューランド」。こちらは駅や宿から近いという。中心の通りから5~7分もなかったと思うし、変なアップダウンもない。遊園地も入場料などないし、まぁ便利だね。
ところで、ビューランドにはこんな乗り物があるらしいことをSNSで知る。わたしもやりたい!上に乗りたい!インスタ映えを考える32歳。
てくてく歩いて、乗り場へ。ロープウェイとリフトと選択肢がまた分かれる。20分間隔だ。まだこの時は乗り場や待合が工事中だったけれど、今はきれいなことでしょう。逆にこういう工事中はそのときしか味わえないし、足場やら養生やらのぞけて面白かったような気もする。
乗り場のすぐ近くにあった無料コインロッカーもかなり大きかった。天橋立駅もロッカーは充実していたし、外国人観光客とかも増えているんだろうな。
1月で、前日に降った雪が結構残っていた。 リフトはさすがにこの季節、乗る人はいないじゃろう。
ぐんぐん上ると、見えてくる、この景色。
ガラガラの遊園地、シュールかつ哀愁
まだ工事中のところもあってまぁ閑散としたもので。しかし、いい天気すぎてそれも吹き飛ばしていた。
先ほどのインスタっぽいアレに乗ろう!と思ったら、前日の雪で滑りやすいからダメって。。。結構残念。てかガチで怖そう。
指が入ってしまった、結構シャレにならない寒さ
かわらけ投げで遊ぶ
結構盛り上がったのがこれ。わたしはもちろん第三投すべて外したんだが、なぜか母がストライクアウト。ひたすら楽しそうなビデオを記録した。
恋愛はガン無視
ポーズだけ、股除きも7年ぶりにやって、後にする。寒いんだよ、マジで。
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松林の中もちょっと散歩
帰り道、お寺も散策。昔は気づかなかったな。
なかなか立派な建物である。
宿はこの運河沿い。ときたま、船が通るんだけれど普通に騒音をぶっぱなしていくからびっくりする。
運河には橋がかかっているのだが、橋の真ん中が動くらしい。待ってみるけど、いざ待つと来ない船。諦めて写真だけで理解。
三人寄れば、という文殊。いたるところにあった。
何も気づかずに右足を踏み出すと大変なことになるよ。
おいおい、指が入ってしまった。こういうの乗れば向う岸まで早いです。
芯から冷える寒さで、小走りにて宿に戻った。温泉に入ろう~~そしてこの後は念願のカニandブリ!
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