かみなし子こんにちは

取り留めなくおんなひとりの生活をつらつらと

かみなし子こんにちは

もうすぐラストラン。LSE 7000形ロマンスカーで西湘の港町へ日帰りの旅。

かみなし子です。
実は、ちょっとテツコです。

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※写真多めです

 とはいえ詳しくないのだけれど。昔から、青春18きっぷで旅をしたりしていた。乗り物に乗ってボーっとする時間が好きなんだな。ちょっと珍しくて、雰囲気のある電車に乗れると嬉しい。なのでかみなし子の知識はそこらの徹子鉄子おねえさまや鉄ちゃん様たちには到底かなわないので、お許しいただきたい。

 

新型と入れ替わり引退する7000形

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7/10に、小田急のロマンスカーがラストランを迎える。
先日小田急には乗る機会があったのだけど、3月に鳴り物入りでデビューした。新型ロマンスカー、GSE。70000形というのは、この7000形へのオマージュである。たしか。。
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これも乗ってみたいんだけど、まぁこれからもあるし、いつでも乗れるじゃん。じゃあ、ラストランの方に是非!と思ったところ。
小田急乗って神奈川に行くとこんなレストランも行けますよ。また行きたー〜い。朝8時からクラフトビールが飲めるから、本厚木で降りても良かったんだけど。。直前まで迷ったよ。

kaminashiko.hatenadiary.jp

 

時刻表と混み具合(6月時点)

6月のダイヤだと、1日下りは5本。
www.odakyu.jp

7月は▲になっているのが該当なのではないかな。月の真ん中で切り替わるからだと思う。。

 

土日とはいえ、前日夕方の予約で窓側は空いていた。展望室はもちろん無理。
当日朝にもう一度空席状況を見ると、窓側席が全部埋まってた。

 

展望室はもちろん取れなかったけど、わたしの隣の席は町田過ぎても人が来なかったわ。先頭車両はみんなに写真撮られてるから落ち着かないんじゃないか。。(御多分に漏れずかみなし子も行ったクチで)。なんかCCDみたいなの、あったぞ。

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予約はインターネットですると確実

ロマンスカー@club PC

クレジットで1000円ずつ積み立てができる。個別に買えないから1回だけだと微妙かな~~。。でも確実。15分前に予約のみで購入手続きをしないと自動的に空席になるから、ラストチャンスはそこかな。45分前まで取り消しも無料。これは間違って当日予約を無視して購入しちゃったんだけど、よかった。。。ほんとよかった。。。

 

7:00新宿駅

地元の駅の誰もいない感じ、好き。

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新宿駅は特急ロマンスカー専用の改札がある。

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アナウンスはフラッシュ、脚立禁止とうたっていた。「何を大げさな。。。」とかみなし子も思ったんだ。

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そしたら、いた。

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一眼レフカメラでバシャバシャと~~~!すげえwwwwと言いながらもかみなし子もiPhone片手に撮りまくってるから仲間だよねぇ。話しかけたくもなるね(しなかったけど)。ドアにこれがついてるけど、みんな写真撮ってた。f:id:kaminashiko:20180706005418j:plain

車掌さんの制服もかっこいい。

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車内はザ・レトロ

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車内販売もあるよ

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車両限定で(たとえば通勤時間はなかったり)車内販売もあるけど、あまり目ぼしいものはなく。というわけで持参しました。栓抜きキーホルダー、便利。

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山手線でバッグから王冠が覗いたときは、「アル中ってこういうことかな」って思ったけど、正解~~~。IPA美味しくいただきました♡ちなみにこれは沼津のおビールね!!!!あー沼津も行きたいなぁ。本厚木あたりで2本目が欲しくなったけど、我慢我慢。。。

 

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テーブルもなんだか、特急列車!って感じ。よくわからないよね。 車内はかなり揺れましたwそれも良く感じちゃうから、ノスタルジーって便利だね。

外からも撮られるよ

下北沢の地下をずっと通り、途中、丹沢山系も見えてきて、どんどん「風光明媚」と言う言葉が似合ってくる。

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BGMはベタに、サザン。

栞のテーマ

栞のテーマ

  • サザンオールスターズ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

エッチな歌詞が続くけど、夏の爽快感にかき消されるのは、桑田さんの才能だよなぁ。

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面白かったのは、乗る当人たちが大はしゃぎしていても、落ち着いて車窓の外に目を向けると、かなーり、レンズを向けられていたことw橋の上とか、かっこいいかもねぇ。手を振りたくなったな。

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下車駅は小田原(8:20)

さてブクマコメントに返事を返していると(ブロガーの鑑)、小田原に着いた。ここの方が太陽も入るし綺麗だったな。もちろん見事に取材陣が囲む。今回はきちんと円陣の中に加わっちゃった。旅の恥はかき捨て!

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運転手さんも車掌さんもサービスで手を振ってくれた。子どもの頃を思い出すなー(ここには大きいお友達ばかりだけど。。)

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これは箱根登山鉄道かな?

小田原駅は新幹線もあるから、かなり観光観光した駅の風景だった。

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こっちが小田急

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大きな小田原提灯

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JRに乗り換え、早川駅へ

見事に反対方向の列車に乗り、数十分間のロス。

やっとの思いでついた駅。や、屋根が全体の1割もない。。。

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なんと、無人駅だった。臨時口って使う時、くるのだろうか。

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ゴールを目指す看板はこれ。

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10分ないほどの徒歩だったけれど、梅雨明け、暑くて、もう溶けそうだった。目刺しってこういうこと?キラキラ、人工的にすら見える。

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小田原漁港

この辺りに出ると、割とすぐに一面海と港。

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開店前のお店を見つけて、休憩しようとするも、ライターを忘れる。

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タバコ屋さんがちょうどよくあった。店内は誰もいない。よくある、小上がりからそのまま居宅に直結する構え。「すみませーん」。何度か呼びかけると、完全に部屋着のおばちゃんが出てきた。観葉植物が日に当たって綺麗。

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「何色にする?」「ピンクで」。普段は選ばないのだが、ここだけなぜか女ぶる。ライターだけは色をいつも決めている。

朝ごはんを食べよう

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ネットで下調べしたけれども、なかなか口コミが芳しくない。口コミだけじゃわからないこともあるよね。道をプラプラ歩いて、一番雰囲気が良さそうなところを探す。あら、似つかわしくないおしゃれなかき氷屋さんがある。朝ごはんの後にいいかな。。と思うが。

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まずは定食屋さんへ。

 

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 港のごはんやさん アクセスが制限されています[食べログ]

日祭市場休業日以外は6:30から営業。完全に地元客がなじんでいるお店だ。

ドアを開けると、お客さん歓迎モードゼロ。いいね嫌いじゃない。馴染みのおじさんから、「おい、お客さんだよ」とアシストしてもらえる。

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はい2本目。かき氷代をここで使い果たした。両手で注いだのは最初だけ。女が一人、片手で手酌しながら飲む。楽しいじゃん。
そもそもお酌はされるより自分でしたい派。ブログを始める前から、あぁリンク通知飛んでしまうな。。畏れ多いが、この記事を読んで、自分も名乗るようになっていた。

hase0831.hatenablog.jp

お酌してくださろうとするのを遮り「お気持ちはありがたいのですが、わたし、実は日本手酌連盟の会員なので、ここから先は手酌でいきます」と言ったところ全員から漏れた安堵の溜息で、「ああやっぱりみんなお酌するしないって面倒に思ってるんだなー」と実感できました

 ビールはアサヒ・キリン・サッポロから選べた。すごくない!?接待じゃないよね?重いリュックを床に置こうとしたら、「椅子に置きなさいよ、汚れちゃうから」と。ウェルカムモードは最初からではなく、ツンデレ式だった。

 メニュー

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とにかくお刺身が食べたい。そう夜明け前から唱えていた。でもここの名物は。どちらも食べれる、これを。

1,100円。なめろう大好きなんだよ~~~~~!!!!!!!!!キラキラの宝石とは、なかなか先人も言った言葉は伊達じゃない。

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何より、アジフライの食感。ここまでサックリ、ほっくり。たまらなかった。やっぱり海のそば。大きな観光慣れしたところじゃなくてよかった。テーブルが、6人、4人で、お座敷が4人×2卓で、相席の感じかな。

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テレビのあるお店は普段行かない分、旅先で選んでいる気がする。テレビの音や、周りの話し声に聴き耳を立ててしまう。趣味が悪いかな、でも1人だからさわたし。

また1人入ってきた。長靴を履いていたから、仕事上がりか、休憩か。
「あい、何飲むの」
「おう、冷たいのな。う〜〜あちぃよ〜〜!」
うなりながら、厨房の方をみるおじさん。
「おーおばちゃんいるじゃん今日は!」
すかさず店員のおねえさん、「おばちゃんなんかここにはいないよぉ!!」
仲良しなのがよくわかる。

もう1人のおいちゃん(わたしの登場で声をかけてくれた人)は、何杯目かのお酒のおかわり。
「もう、あと1杯だけだよ。」
「これ、薄いよ、もうちょっと濃くして。」
全部、午前中の会話だ。

少々して、わたしもお店のおねえさんに話しかけてもらった。「駅から来たの!?何もなかったでしょ~~~」地元感満載の会話。なぜか旅行の話になって、飲酒おじさんと3人で盛り上がってしまった。ずいぶん長居してしまったので感謝して、出る。ねこ。

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いいもん食べさせてもらってるの?

 

外にはかなり観光客が増えていた。これからランチ難民となるのだろう。朝の初動がいいとこの優越感が味わえる。先ほどのかき氷屋さんもギリギリ行列になる前か。お腹いっぱいになったのでいらなくなった。

 

とにかく、海面に近づいてみたくなった。立ち入り禁止も多いし(釣り客はガンガン入っていたけどね?よくわからないから近づかなかった)、市場なので車の出入りも多い。気を付けよう。

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奥に結構行列ができている

しばらくボーっとしていた。西湘バイパスの橋を下から見れるし、日陰になる。日差しはつらくて当たっていてはたまらない。

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釣りの2人組の隣にいたら、魚がキラキラ。

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よーし、元気充電できた。帰ってシャワー浴びる!

 

帰りはJRから東京へ

こんな心温まる看板も。

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犯人の彼もおすまし顔。

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まだ正午も過ぎてない。

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途中、海も見ながら。どんどん景色が日常になる。

 

ありがとう、ロマンスカー。
ありがとう、港町。

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バイバイ。